ボーダーコリーならこの保険！本当に必要？いつから入るべき？

ボーダーコリーとペット保険

全国のボーダーコリーを飼っている皆様、ペット保険ってどうしてますか？

自分なんかは、そもそも保険というものに懐疑的で、人間向けの保険加入にも躊躇していたレベル。

だって、

「払った保険料の合計額とその都度払う医療費どっちが高いの？」

って思いませんか？

ということで、しっかり計算してみましたよ。

計算してみてわかったことを先に一つだけ。

「実際に加入しなくても若いうちに検討しておくことが大事」

元気なうちって、どんな病気のリスクがあるかとか、将来医療費がいくらかかる可能性があるかとか普段考えないんですよ。日頃のケアで防げたり早期発見できたりするものもあるので、早めに知識をつけておくことで、保険のお世話になりにくくすることも可能なんじゃないかと思います。

ボーダーコリーの病気・ケガリスク

ボーダーコリーは、イギリス原産の牧畜犬。家畜を守る役割を担っていただけあって、運動神経が良くて活発！オオカミっぽい悪そうな顔がたまらなく好き。イケメンかつかわいいボーダーコリーは、個人的に飼ってみたい犬種No.1です。

体重は14～22kg前後と大きく、中型犬に分類されることが多いですが、大きめの中型犬です。ボーダーコリー独特のスニークと呼ばれる頭を低くするポーズがかっこいい。ディスクドッグとしても大活躍ですね。

IQが高い犬種で知られるボーダーコリーは、頭がいい分、しつけも大変そう。色んな性格の子がいるので、見極めが重要ですね。頭のいい犬に対しては常に飼い主が上に立つこと。下手に出ると舐められます。

そんなボーダーコリーさんに多い病気やケガがこちら。

ボーダーコリーは遺伝性疾患が多いことで有名。遺伝性疾患は補償の対象外になりやすく、せっかく保険に入っていても、お金が戻ってこないケースも十分考えられます。

日本ペットプラスのいぬとねこの保険 は、遺伝子疾患でも、保険契約の保険期間中に獣医師により初めて発見された場合は、保険期間に限り保険金を支払ってもらえます。ただ、てんかんや膝蓋骨脱臼など対象外のものもあります。

他には、遺伝性疾患は基本対象になりませんが、歯周病や膝蓋骨脱臼を補償に入れる場合、PS保険 70%補償 がおすすめです。

運動能力が高い分、ケガには要注意です。若いころは自分の能力を過信しすぎて無茶な動きをしたりするので、危険がないかは飼い主がしっかりチェックしましょう。

ボーダーコリーの保険加入時の分類は？

犬のサイズ分類って実は統一されたものはないようです。
ドッグフードとかだと、超小型犬、小型犬、中型犬、大型犬なんて括りが多いですかね。
ボーダーコリーは中型犬に分類されることが多いです。

ペット保険の大半は犬種ごとのサイズで分類されています。保険によってはリスク別の分類になっていることもあります。

ボーダーコリー向きの保険とお金

各保険のプランをいくつか抜粋して、わかりやすく月額の数字で並べてみました。

―0歳の場合―

次に、対象となる病気・ケガ・治療で比較してみます。

◎会社によって差のあるもの

◎共通で対象となることが多いもの

ボーダーコリーはサイズ別だと中型犬、リスク別だと低リスクに分類されています。遺伝性疾患が多い犬種ですが、それ以外の病気リスクは高くないと判断されているようです。保険料的にはリスク別の保険の方がお得感があります。

ただ、保険料が安いということは、保険会社の目線で言うと、お金を返す確率が低いということなので、我々からすると保険に入る意味とはって話になってきます。

どうせ保険に入るなら、保険料と補償のバランスがよいPS保険 か、条件次第では遺伝性疾患も補償対象になるいぬとねこの保険 あたりが最有力候補になるのではないでしょうか。

ペット保険の必要性とは？（ボーダーコリー編）

いつから保険に入るかも考えないといけないですね。

ボーダーコリーの場合、病気のリスクは高齢犬になるほど増加し、特に9歳以降は老化が加速するといわれています。運動大好きで活発な犬ですが、7歳くらいから多少の衰えは見えてくるでしょう。中型犬の7歳は人間年齢だと48歳程度ですからね。

老化現象をすべて、体力低下が原因としてしまうと、思わぬ病気の発見が遅れてしまうかもしれません。少しでも気になるそぶりがあったら、獣医師さんに相談しましょう。

ボーダーコリーは特に若いうちは病気リスクが低めですから、新規加入できるギリギリに保険に入るのでも遅くないかもしれません。次で紹介する総支払額が安くなりますからね。

ちなみにPS保険は8歳まで、いぬとねこの保険と楽天は10歳まで、ペッツベストは16歳まで新規では入れます。（病歴などの加入条件はあります。）

やはり払った保険料の合計額とその都度払う医療費どっちが高いのか考えちゃうんですよね。

そこで加入時期による総支払額がどれくらいになるのか、平均年齢の14歳を基準にして、表にしました。例えば、いぬとねこの保険のプラチナ 90%プランに9歳から加入すると、14歳までに計¥452,280の保険料を支払うことになります。（割引金額やその他オプション契約を考慮しない暫定額です。）いつごろ入るべきか考えるうえで参考にしてください。

単純に金額だけで見てしまうと、なんとなく損する可能性が高いように思えてきますが、考えなければならないのは、想定以上の治療費が突然必要になってしまうときにどうするか、どうリスク回避するかという点です。

想定しづらい部分ですが、最悪の状況になってしまったとき、保険未加入で対応できるかどうかがポイントになります。

なってしまったら仕方がない、その場で対応するという考えの場合は、無理に保険に入る必要はありません。
ちょっとしたケガや1日程度で回復する病気くらいだと、総支払額以上の補償額に達することはないでしょう。
長引いてしまう病気についてどう考えるかですね。ちなみに私の体験した実例としては、以前飼っていた犬の時は、1年で60万円程度の医療費がかかった年もあります（手術をしました）。

保険未加入でした。

加入時期は少し悩ましいかもしれませんが、個人的には7、8歳以降はいつ病気になってもおかしくないと思います。人間換算でも50代くらいですからね。

迷ってる方もとりあえず、いくつか資料請求をして比較するとよいです。保険を知ることで、病気やけがのリスクをより考えるようになり、愛犬のケアにも身が入るなど、ささいな付加価値もありますよ！

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この記事では主に、金額面を中心に比較していますが、保険料と補償のバランス、免責金額、上限など多角的に比較したい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。

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